PostmanとSoapUIを比較

SoapUIはAPIのテストを実行します。Postmanでは、そのテストをAPIライフサイクルのほかの工程とつなげて進められます。

SoapUIは、1人でテストを実行するためのデスクトップツールです。Postmanでは、同様のテストをAPIの設計、モック、モニタリング、共有・配布、ガバナンスとつなぎ、チーム全体で利用できます。

そのため、テストとほかの工程を別々のツールで進めるのではなく、APIライフサイクル全体を一つのプラットフォームで進められます。

SoapUI社のロゴの前に配置されたPostman社のロゴ。イラスト。

APIテストをデスクトップだけで行う場合

SoapUIは、1台のマシンで機能テストやSOAPテストを実行する用途に適しています。一方、テストは各自のデスクトップ上のプロジェクトファイルに保存され、チームで利用するAPIの設計、モック、モニタリング、ガバナンスとは別に管理されます。そのため、APIや関わる人が増えるにつれて、本来共有すべき作業が個人の環境にとどまったり、重複したり、APIの変更とのずれが生じたりします。

デスクトップを中心としたテスト環境では、次のような場面でチームの負担が増えていきます。

状況

何が起こるか

別の開発者やQA担当者が、ほかのエンジニアが作成したテストを引き継いで作業する場合作業内容は1台のマシンに保存されています。SoapUIには共有ワークスペースやロールベースのアクセス制御がないため、プロジェクトはXMLファイルとしてGit、メール、共有ドライブなどで受け渡します。それぞれが自分のコピーを使って作業するため、リアルタイムで共同作業して変更内容を共有することはできません。
開発者がAPIをQA担当者に引き継ぐ場合や、テストを作成した担当者がチームを離れる場合テストに関する情報もファイルとともに引き継がれにくくなります。テストは、QA担当者がそのまま再利用できる共有データとしてワークフローに引き継がれないため、QA担当者がテストを作り直す時間が必要になります。また、担当者がチームを離れると、何をテストしていたのかという記録も失われる可能性があります。
APIの仕様や定義が変更された場合テストやモックとAPIの間にずれが生じます。SoapUIではWSDLやAPI定義を手動で一度インポートしますが、その後の変更は自動的に同期されません。そのため、テストやモックと実際に稼働しているサービスに違いが生じても検出されず、CIや本番環境で破壊的変更として明らかになることがあります。
夜間に本番環境のAPIで障害が発生した場合テスト実行後の状態は監視されません。SoapUIはその時点でテストを実行するツールであり、スケジュールによるモニタリングや実行時の稼働状況の監視には対応していません。SmartBearでは、モニタリング機能は別製品のAlertSiteで提供されているため、障害はアラートではなく、顧客からの問い合わせによって判明することになります。
大規模なガバナンス、APIの共有・配布、負荷テストが必要になった場合必要な機能ごとに別のツールを導入して連携する必要があります。ガバナンス、APIカタログ、ホスティングされたドキュメント、分散負荷テストはSoapUIには含まれておらず、SmartBearの別製品または有料のReadyAPIへのアップグレードで提供されます。そのため、APIライフサイクル全体を一つのプラットフォームで扱うのではなく、複数の製品を組み合わせて対応することになります。

Postmanなら、これまでのテストを活かしながら、チームでAPIライフサイクル全体に取り組めます

これにより、チームは次のことができます。

  • これまでと同じ機能テストやSOAPテストを実行し、コレクションとして共有できます。チーム全体で再利用できるため、テストを作り直す必要がありません。
  • APIの変更に合わせて仕様、テスト、モック、ドキュメントを同期し、設計と実際に稼働しているサービスとのずれを防げます。
  • APIを継続的にモニタリングし、顧客からの問い合わせで判明する前に、アラートで障害を検知できます。
  • 一つのプラットフォームで標準を管理し、ドキュメントを公開して、パートナーやAPI利用者にAPIを共有・配布できます。
  • CIでの検証を自動化し、AIを使ってテストを生成したり移行したりできます。デスクトップでのテスト実行にとどまらず、テストを開発プロセス全体に組み込めます。

一つのプラットフォームで、APIライフサイクル全体をつなげられます。


開発者向け:本番環境で問題が起きる前にAPIを検証

APIリクエストの送信から本番環境での運用まで、開発者に必要な機能を提供します。SoapUIは機能テストやSOAPテストに対応した十分な機能を備えるクライアントです。比較のポイントはテストを実行できるかどうかではなく、本番環境に至るまでの工程をどこまで一つのツールで進められ、どこから別の有料製品が必要になるかです。

Postman社のロゴ
SoapUI社のロゴ

複数のプロトコルを1つのワークスペースで利用

さまざまな種類のAPIを、すべて1つの環境で利用できますか?

幅広いプロトコルに対応:REST、SOAP/WSDL、GraphQL、gRPC、WebSocket、MQTT、SSE、MCPに加え、AI/LLM向けのリクエストタイプにも一つのクライアントで対応します

受信Webhookの取得と連携:外部からのイベントを受信し、一連のリクエスト実行を通じて変数、認証情報、状態を共有できます

幅広いガイド付き認証:Basic認証からOAuth 2.0まで、ワンクリック認証、動的認証、トークンの更新に対応します。さらにAWS SigV4、NTLM、Hawkをサポートし、コレクションやフォルダーから認証設定を継承できます

さまざまな環境で実行:同じコレクションをWeb、デスクトップ、IDE、ブラウザーで実行できます

REST、SOAP/WSDL、GraphQLに対応:SOAP/WSDLを幅広くサポートし、オープンソース版のクライアントではGraphQLにも対応しています

gRPC、WebSocket、SSE、MQTT、MCP、AI/LLM向けのリクエストタイプには非対応:リアルタイム、イベント駆動、IoT、AIエージェントを活用するチームでは、対応できる範囲が限られます

受信Webhookの取得には非対応:StripeやGitHubなどの外部システムからイベントを受信するためのリスナーはありません

デスクトップクライアントのみ:Web、IDE、ブラウザから利用するためのアクセス方法はありません

Gitネイティブで一貫した実行環境

作成したAPIやテストを、どの実行環境でも同じ結果になるように実行できますか?

実行エンジンを統一:デスクトップ、Web、CLI、CIのどこで実行しても同じように動作するため、ローカル環境で成功した実行はCIパイプラインでも同じ結果になります。

Gitと連携しやすいファイル:コレクション、仕様、環境、モックをGitで管理しやすいファイルとして扱えます。差分を確認しやすく、ブランチやプルリクエストを使ったワークフローにも対応します

再利用可能なテストモジュール:pm.require('@team/...')を使って、組織で管理された検証処理を共通モジュールとして一元管理できます。一度修正すれば、そのモジュールを利用するすべての箇所に反映されます。

あらかじめ用意されたCIインテグレーション:GitHub Actions、Jenkins、GitLab、CircleCIに組み込んですぐに利用できます

機能テスト、負荷テスト、モック用のCLIランナー:付属のtestrunnerを使って、Dockerを含むヘッドレス環境でプロジェクトを実行できます。スクリプトを用意することでCIでも実行できます

Groovy/JVMによるスクリプティング:アサーションやカスタマイズにはGroovyを使用するため、Javaエコシステムの知識が必要です。また、多くのAPIチームが使用するJavaScriptとは異なる言語で記述します

スクリプトの再利用に対応:Groovyのスクリプトライブラリはプロジェクト間で共有できますが、バージョン管理されたモジュールを一元管理し、一度の修正をすべての利用箇所に反映する仕組みはありません

XML形式のプロジェクトファイル:プロジェクトは一つの大きなXMLファイルとして管理されるため、規模が大きくなると差分の確認やレビューが難しくなります。オープンソース版にはバージョン管理機能はありません

コントラクトファーストで並行開発

他のメンバーの作業を待たずに、APIの設計、モック、テストを並行して進められますか?

Spec Hub:アプリ内でOpenAPI仕様を作成でき、SpectralによるリアルタイムのLintとインライン検証を利用できます

ホスト型モックとローカルモック:API仕様と連携しており、API仕様の変更に合わせてモックも自動的に更新されます。ローカルでのセットアップは不要です。

API仕様の変更を関連する成果物に反映:API仕様を変更すると、その内容がテスト、モック、ドキュメントにも反映されるため、フロントエンドとバックエンドで並行して開発を進められます。

SOAPとRESTのモックサービス:WSDLからMockServiceを生成し、あらかじめ用意したレスポンスを返せます。ただし、モックはデスクトップ上で実行され、レスポンスは静的です

APIの設計や仕様の作成には非対応:OpenAPIエディターやLint機能はありません。SoapUIでは既存のAPI定義を利用しますが、API定義そのものを作成する機能はありません

API仕様と関連データの同期には非対応:API定義を変更してもモックやテストは自動的に更新されないため、内容にずれが生じた場合は手動で更新する必要があります

AIネイティブのワークフロー

AIを使って作業を増やすのではなく、API開発をより効率よく進められますか?

エディター内でAIが作業を支援:作業中にリクエストやAPI仕様に応じた提案を受けられます。

AI Engineer:組織全体のコンテキストグラフを活用する自律型エージェントです。API仕様から、またはコードベースをスキャンしてテストスイートを生成し、テストが失敗した場合は根本原因を特定します

MCPとFlows:MCPサーバーを生成し、コレクションをClaude、Cursor、VS Codeと連携できます。さらに、繰り返し行うAPI関連の作業をビジュアルキャンバスで構築できます。

AIによる支援、テスト生成、失敗原因の特定には非対応:アサーションの作成から、失敗が発生した際の原因の追跡まで、すべて手動で行う必要があります。

MCPクライアント/サーバーには非対応:AIエージェントを活用したワークフローには対応していません。SmartBearのAIおよびMCP機能は、オープンソース版のSoapUIではなく、ReadyAPIやSwagger製品群で提供されています

自動化にはGroovyを使用:テストを大規模に展開する場合、それに応じてGroovyコードの作成と保守が必要になります

APIを継続的に検証

本番環境で問題が発生する前に、APIが正しく動作するかを検証できますか?

CIでコントラクトテストを実行して変更を検証:OpenAPIスキーマに基づいてレスポンスを自動検証します。フィールド名が変更された場合はビルドが失敗し、変更内容を明確な差分で確認できます。

テストを本番環境の監視にも活用:同じコレクションを本番環境でスケジュール実行し、異常が発生した場合はオンコール担当者に通知できます。

同じコレクションでパフォーマンステストを実行:機能テストを再利用し、仮想ユーザーによる負荷テストやCIのしきい値判定を実行できます。別のテストスイートを作成する必要はありません

クライアントで機能テスト、負荷テスト、セキュリティテストを実行:アサーションを使った機能テスト、基本的な負荷テストランナー、基本的なセキュリティスキャンを、すべてオープンソース版で利用できます

分散負荷テスト、高度なスキャン、仮想化はReadyAPIで提供:SLAのしきい値設定、分散負荷テスト、自動脆弱性スキャン、ServiceVを利用するには、SmartBearの別の有料ライセンスであるReadyAPIが必要です

モニタリングには非対応:検証はデスクトップまたはCIでテストを実行した時点で完了するため、本番環境で発生した障害はアラートではなく、サポートへの問い合わせによって判明することになります

API仕様と連携したコントラクトテストには非対応:スキーマのアサーションはAPI仕様と連携していないため、手動で作成・保守する必要があり、仕様とテストの間にずれが生じることがあります

APIに関わる作業は、開発者のワークフローだけでは完結しません。APIがさまざまなチームや環境、本番システムで使われるようになると、組織全体で状況を把握し、ガバナンスを適用しながら、連携して運用する必要があります。

組織向け:大規模な環境でもAPIを安定して運用

APIを利用するチームや環境が増えても、組織全体で状況を把握し、ガバナンス、信頼性、管理体制を維持できます。

Postman社のロゴ
SoapUI社のロゴ

APIライフサイクル全体を連携し、不一致を防止

APIを変更しても、すべてが同期された状態を維持できますか?

API仕様とコレクションを双方向で同期:API仕様とコレクションのどちらからでもAPIを設計でき、一方で行った変更をもう一方にも同期できます。

モック、ドキュメント、モニターにも変更を反映:API仕様やコレクションの変更が関連するモック、ドキュメント、モニターにも反映されるため、それぞれの内容が一致しなくなるのを防げます。

ずれを検出:API仕様とコレクションが同期していない場合はPostmanが検出するため、その影響が後続の工程に及ぶ前に確認できます

テストに特化:SoapUIはテストを実行するツールで、API仕様、ドキュメント、モニタリングはほかのツールで扱います。そのため、APIライフサイクル全体を連携させて同期する仕組みはありません

API定義は一度だけインポート:WSDLやAPI定義をインポートした後に変更があっても、既存のテストやモックには自動的に反映されません

変更への対応は手動:APIが変更された場合、テストやモックは手動で更新する必要があります

組織全体のAPIの把握と本番環境の稼働状況

組織内にあるすべてのAPIとその稼働状況を確認できますか?

API Catalog:すべてのAPIについて、所有者、Lintの状況、テストカバレッジ、本番環境での稼働状況を一か所で確認できます

アクティブ監視とパッシブ監視:複数のリージョンからスケジュール実行するチェックに加え、トラフィックに基づく異常検出をAPI全体に対して行えます。

API全体でAI Engineerを活用:AI Engineerは1つのエディター内だけでなく、APIポートフォリオ全体を対象に動作します。

APIカタログやAPI全体を確認するビューには非対応:SoapUIでは一度に一つのプロジェクトを扱うため、「どのAPIを所有し、それぞれが正常に稼働しているか」をSoapUI上でまとめて確認することはできません

モニタリングや実行時の稼働状況の確認には非対応:結果を確認できるのはテストを実行した時点に限られ、傾向の把握や異常検出には対応していません。SmartBearでは、モニタリング機能は別製品のAlertSiteで提供されています

プロジェクトファイルはローカルディスクまたは共有ドライブで管理:確認できる情報は、開発者が開いているXMLプロジェクトの内容に限られます

組織全体で標準を確実に適用

APIが増えても、定めた標準を確実に適用できますか?

組織全体で適用できるカスタムルールセット:Spectralルールを一元的に作成・管理し、エディター上でリアルタイムに適用できます。ルールに適合しない場合はCIで処理をブロックできます。

適合状況を確認できるスコアカード:APIポートフォリオ全体でAPIガバナンスへの適合状況の推移を確認できるほか、APIごとの詳細も確認できます。

変更内容を意味まで含めて記録:単なるファイルの差分ではなく、「破壊的変更:/paymentsに必須フィールドを追加」のように、変更の意味を確認できます

ガバナンスやLintには非対応:ルールエンジンはなく、組織全体のAPI標準を定義して適用する機能はありません

適合状況のレポートには非対応:APIが標準に準拠しているかどうかを計測する機能はなく、標準への準拠は各担当者の運用に委ねられます

確認できるのはXMLの差分:変更内容を確認するには、プロジェクトのXMLファイルの差分を確認する必要があり、変更がAPIにとって何を意味するかを判別する機能はありません

APIの共同作業から提供までを一貫してサポート

チームもAPI利用者も、それぞれの立場でAPIを利用して作業できますか?

チームで共同作業できる共有環境:QA、PM、パートナーもデスクトップアプリをインストールすることなくアクセスでき、リアルタイムでの共同編集やPostman上でのレビューができます。

管理された方法でAPIを提供・共有:ブランドに合わせたポータルやインタラクティブなドキュメントを通じて、プライベート、パートナー、パブリックの各ネットワークでAPIを提供できます。

SDK生成:API仕様を変更すると、複数のプログラミング言語に対応したクライアントSDKが再生成されます。

ファイルベースで共有:プロジェクトはXMLファイルとしてGit、メール、共有ドライブなどで共有します。共有ワークスペースやリアルタイムの共同作業には対応していません

ホスティングされたドキュメント、ポータル、APIネットワークには非対応:QA、パートナー、外部のAPI利用者にAPIを公開・配布する機能はありません

役割をまたいだアクセスには非対応:開発者以外のメンバーが参加する場合も、デスクトップツールとプロジェクトファイルが必要です

エンタープライズレベルのセキュリティと監査機能

エンタープライズで求められるセキュリティを確保し、誰が何を行ったかを追跡できますか?

エンタープライズ向けのID管理とRBAC:SSO、SCIMに対応し、個々のリソースごとにきめ細かくアクセス権を設定できます。

シークレットの保護とスキャン:漏洩検出に対応したLocal Vaultに加え、1Password、AWS、Azure、HashiCorpとの統合を利用できます。

監査とコンプライアンス:組織全体の監査ログを提供し、SOC 2 Type 1およびType 2、SOC 3、PCI DSS、GDPR、CCPA、CSA STARの認証・基準に対応しています

Postmanのセキュリティとコンプライアンスについて詳しくはこちらをご覧ください。

SOAP向けのWS-Security:SOAP環境で、署名、暗号化、SAMLトークンに対応したWS-Securityを利用できます

SSO、SCIM、RBAC、監査ログには非対応:オープンソースのデスクトップツールには、IDやアクセス権限を一元管理する機能や監査証跡はありません

シークレットのVaultやスキャンには非対応:認証情報はプロジェクトファイルや環境プロパティに保存されるため、リポジトリにコミットすると認証情報が漏洩するリスクがあります

SoapUIを選ぶ際に見落としやすいコスト

SoapUIは無料で利用でき、1台のマシンで機能テストを行う用途では十分な機能を備えています。ただし、無料なのはSoapUI自体の利用料金であり、APIテストの運用全体にコストがかからないわけではありません。無料のデスクトップツールだけでは対応できない部分には、チームで対応するための時間や、SmartBearの別製品のライセンス費用がかかります。

  • テストの作り直しに時間がかかります。SoapUIのテストは1台のマシン上のプロジェクトファイルで管理され、QA担当者がそのまま利用できる共有データではありません。そのため、QA担当者がテストを作り直す必要があります。また、テストスイートを担当していた人がチームを離れると、何をテストしていたのかという記録も失われる可能性があります。
  • APIの変更への対応に時間がかかります。SoapUIではAPI定義を一度インポートしますが、その後の変更は自動的に同期されません。そのため、APIが変更されてもテストには自動で反映されず、手動で更新する必要があります。対応できなければ、本番環境で破壊的変更が発生して初めてずれが判明する可能性があり、その段階での対応はより大きなコストにつながります。
  • ユーザーからの報告で障害が判明すると、対応コストが大きくなります。SoapUIにはモニタリング機能がないため、テスト実行後にエンドポイントで障害が発生してもアラートでは検知されません。SmartBearでは、このモニタリング機能を別製品のAlertSiteで提供しています。
  • 必要な機能によっては、別製品の導入費用がかかります。無料版のSoapUIではデスクトップ上でテストを実行できます。分散負荷テスト、セキュリティスキャン、仮想化にはReadyAPIが必要で、ユーザーあたり年間数千ドルに及ぶ別の有料ライセンスとなります。ガバナンスとAPIカタログはSwagger、モニタリングはAlertSiteで提供され、コラボレーションには有料プランが必要です。大規模に利用する場合は、複数のSmartBear製品を契約し、組み合わせて管理することになります。

SoapUI自体は無料でダウンロードできます。一方、対応していない機能を補うために必要なチームの作業時間やSmartBear製品のライセンス費用も、運用全体のコストとして考慮する必要があります。

Postmanは、50万社以上の企業、4,000万人のユーザー、Fortune 500企業の98%から信頼されています

業界で高く評価されるPostman

第三者からも高い評価を得ています。G2が2024年にPostmanをNo.1のAPIプラットフォームとして評価した理由をご覧ください。

G2 Leaderのバナーを背景に、表彰台でトロフィーを掲げるPostmanautのイラスト。
Quote
Spec Hubのおかげで、設計からテスト、ドキュメント化までを1つのシームレスなプラットフォームで統合できました。インポートやエクスポートの手間がなくなり、チームの連携が強化され、API開発スピードが大幅に向上しました。"
Ben Heil氏, Principal Software Engineer, Paylocity
Quote
APIはPayPalの大きな強みであり、世界中で数十億ドル規模の取引を支えています。Postmanを使えば、APIの内容を確認し、実際に呼び出すまでわずか数分です。Postmanなら、こうした一連の操作を非常にスムーズに行えます。"
Swapnil Sapar氏, Principal Engineer, PayPal
Quote
Postmanは、私たちに必要な柔軟性を提供してくれる包括的なプラットフォームです。各チームが使うさまざまなテクノロジーにも対応しています。"
Mili Orucevic氏, ソフトウェア品質担当主任エンジニア, Visma
Quote
Postmanのモック機能は、とても革新的だと感じています。アプリケーションやサービスが依存先のさまざまな動作にどう対応するかをテストできます。リリース前から、障害に強い仕組みを作り込めます。"
Jerry Jasperson氏, Distinguished Engineer, Western Governors University

よくある質問

PostmanとSoapUIの比較についてよくある質問をご紹介します。

PostmanとSoapUIの違いは何ですか?

SoapUIは、1人で機能テストやSOAPテストを実行するためのデスクトップツールです。Postmanは、同様のテストに加えて、チーム全体で利用するAPIの設計、モック、モニタリング、ガバナンス、共有・配布まで一つにつなげられるAPIプラットフォームです。規模が大きくなると、その違いがより明確になります。SoapUIでは各自のマシンでテストを行うのに対し、PostmanではAPIライフサイクル全体を一つのプラットフォームでつなげて進められます。


はい。SoapUIからPostmanに移行することで、デスクトップでのテスト実行から、チームで共同作業できる統合されたプラットフォームへ移行できます。Postmanでは既存のSoapUIプロジェクトを直接インポートでき、SOAPに加えてREST、GraphQL、gRPC、WebSocketにも対応しています。そのため、既存のテストを活かしながら、APIライフサイクル全体の作業を一つのプラットフォームで進められます。

詳細は、SoapUIからのインポートをご覧ください。


最も一般的な理由は、チームでの共同作業です。SoapUIではテストを各自のデスクトップ上のプロジェクトファイルで管理します。一方、Postmanではコレクション、テスト、環境をロールベースのアクセス制御に対応した共有ワークスペースで管理できるため、開発者、QA、パートナーが同じデータを共有して作業でき、個別に作り直す必要がありません。また、SoapUIではSmartBearの別製品で提供されるAPIの設計、モック、モニタリング、ガバナンスも、Postmanでは一つのプラットフォームにまとめられます。


Postmanでは、APIレスポンスをOpenAPI仕様に照らして検証し、リリース前に破壊的変更を検出できます。API仕様、コレクション、テスト、モックが同期されるため、フィールド名の変更やフィールドの削除があると、明確な差分を示してビルドを失敗させます。SoapUIではAPI定義を一度インポートした後は実際のAPIとのずれが生じる可能性がありますが、Postmanでは本番環境の障害として判明する前に変更を検出できます。


はい。Postman Monitorsでは、複数のリージョンからコレクションをスケジュール実行し、障害が発生した場合にチームへアラートを通知できます。そのため、エンドポイントの障害を顧客からの問い合わせではなく、アラートで検知できます。SoapUIにはモニタリング機能はなく、SmartBearでは別製品のAlertSiteで提供されています。

詳細は、Postman Monitorsをご覧ください。


はい。Postman CLIを使えば、GitHub Actions、GitLab、Jenkins、CircleCIで同じコレクションを実行し、コントラクトテストやガバナンスチェックをマージの条件として組み込めます。また、PostmanではAgent ModeのAIを使ってテストを生成・移行できます。一方、SoapUIではTestRunnerのコマンドラインと手動で記述したGroovyスクリプトを使用します。


はい。Postmanでは、ホスティングされたインタラクティブなAPIドキュメントを公開し、ブランドに合わせた開発者ポータルや生成したSDKとともに、Public、Private、Partner Networksを通じてAPIを共有・配布できます。SoapUIにはドキュメントの公開やAPIの共有・配布を行う機能はないため、これらの作業やパートナーがAPIを利用開始するための対応には別のツールが必要です。


はい。PostmanはSSOとSCIMプロビジョニング、きめ細かなロールベースのアクセス制御に対応しています。エンタープライズプランでは、SIEMへのストリーミングに対応した監査ログも利用できます。シークレットは、クラウドに同期されないPostman Vault、1Password、AWS、Azure、HashiCorpの外部Vaultとの連携、シークレットスキャンによって保護できます。また、PostmanはSOC 2 Type 1およびType 2、SOC 3、PCI DSS、GDPR、CCPA、CSA STARに対応し、エンタープライズプランではEUでのデータレジデンシーも提供しています。ユーザーのデータを公開AIモデルのトレーニングに使用することもありません。

詳細は、Postman Securityをご覧ください。


はい。PostmanではSOAPリクエストを送信し、WSDLベースのサービスを利用できます。同じクライアントでREST、GraphQL、gRPC、WebSocket、MQTTにも対応しています。そのため、SOAPテストを継続しながら、その他のAPIワークフローも一つのツールで最新の方法に移行できます。

詳細は、SOAPリクエストの送信をご覧ください。


はい。Postmanでは、REST、SOAP、GraphQL、gRPC、WebSocket、MQTT、Server-Sent Eventsに加え、MCPやAI/LLMリクエストも一つのクライアントでテストでき、認証設定や変数を共通して利用できます。SoapUIはREST、SOAP、GraphQLを中心に対応しているため、リアルタイム、イベント駆動、AIを活用したワークフローには別のツールが必要です。


はい。Postmanでは既存のコレクションを再利用してパフォーマンステストを実行できます。機能テストで使用している同じテストを使って、仮想ユーザーによる負荷テスト、レイテンシーの計測、CIでのしきい値判定を行えるため、別のテストスイートを作成する必要はありません。

詳細は、Postmanパフォーマンステストをご覧ください。


Postmanでは、SoapUIのプロジェクトファイルを直接インポートできます。[Import]>[Migrate to Postman]>[SoapUI]の順に選択します。プロジェクトの構造、リクエスト、コレクション、環境をスムーズにインポートできます。Groovyスクリプトや複雑なアサーションはそのまま変換できませんが、Agent Modeを使ってAIで変換し、その内容を確認できます。多くのチームでは、まず1〜2件のプロジェクトで試してから、対象を広げていきます。

詳細は、SoapUIからのインポートをご覧ください。


SoapUIは、1台のマシンで機能テストやSOAPテストを行うための十分な機能を備えた無料ツールで、個人で必要なタイミングにテストを実行する用途に適しています。一方、チームやAPI開発全体で利用する規模になると、コラボレーション、継続的なモニタリング、ガバナンス、APIライフサイクル全体の連携にはSmartBearの別製品が必要になります。Postmanでは、これらの機能が一つのプラットフォームに組み込まれています。


これまでのAPIテストをその先の開発へつなげる

Postmanでは、これまでの機能テストやSOAPテストをそのまま活かしながら、APIの規模に応じて必要になるコラボレーション、モニタリング、ガバナンス、APIの共有・配布まで一つのプラットフォームで行えます。

六角形のPostman社のロゴ。イラスト。